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実戦番組『俺たちの人生ゲーム』 その2

2017年度「PSメディアビジネスコース(G&E渋谷校)」の実戦番組作品をYouTubeチャンネルに公開するまで、記録として綴っています。前回の投稿「実戦番組『俺たちの人生ゲーム』 その1」では、撮影準備物の作成までをご紹介しました。今回は、ホール収録直前までの取り組みについて書かせていただきます。

企画内容の変更について

企画を一度は決定したものの、初めて行う実戦番組の撮影としては当初の企画内容は非常に難易度が高いものでした。
例えば・・・、
◆演者3名を1日の収録で同時に撮影し、演者が複数の台を実戦すること。このことはカメラ等の機材が3セット必要となり、台移動が多いことはカメラマンの負担が大きくなることが容易に想像がつきました。
◆撮影が成功したとしても、映像編集者が一番負担が大きくなり、3台のカメラで撮影した20時間以上となる映像データから使用シーンの抽出作業や映像加工など、プロ顔負けの編集スキルが求められること。
◆なおかつ、収録にご協力いただけるホール様からすると、機材や演者の店内の動きが激しくなることでお客さまのご迷惑となる可能性が大きくなってしまうのでは・・・。といった懸念があったこと。
等々、企画の立ち上げ当初にはできると考えていたことが、今の自分たちでは解決できそうにない問題と分かったため、企画内容を一部変更しました。

変更後の企画タイトルは「機種マスターへの道」。「人生ゲーム」でいうところの職業選択に注目して、特定機種の機種マスターを目指すため、機種ごとのミッションをクリアしていく番組です。ミッション達成度によっては演者が罰ゲームを受ける等、遊技の勝ちにこだわりすぎない企画となっています。企画タイトルは変わりましたが、演者1名が収録日に同一機種を打ち続けることになるため、先ほど挙げた問題点が解決できるようになりました。

・実戦機種はどれにするか?
・機種ごとのミッション内容はどうするか?
・演者の罰ゲームはどうするか?
・演者以外のカメラマン、映像編集等の役割分担はどうするか? 等々

毎回、講義前に自主的に集まって少しずつ形にしていきました。「機種マスターへの道」の制作を通して、各々が目指す職業の仕事を体験できることが、みんなのモチベーションとなっているように感じます。

追い風となるできごと

企画を進行させていくと同時に、メディアビジネスコースは他コースに先駆けて積極的に業界内の就職活動を実行してきました。その結果、撮影日を迎えるまでには既に4名の生徒が業界内で働くことができています。特にディレクターのUくん(クラス最年長)は、あのガイドワークスでAD・カメラマンとしてプロの番組制作現場で経験を積めています。企画立ち上げ当初は、困難と思えていた3人の演者での同日収録の実現が見えてきました。
そして、番組内で使用するパネルは、フォトショップやイラストレーターを使用してMIくんが制作します。MIくんも企画進行の途中で来年4月から株式会社SANKYOへ入社することが決定し、グループワークの番組制作に率先して取り組んでくれています。
そんな中、演者Aくんが収録日に参加できなくなってしまいました。Aくんも既にガイドワークスで平日は毎日、仕事していて、収録日は出版物の原稿の締め切りが近く参加できないとのこと・・・。想定外のトラブルでしたが、代わりにMAくんが名乗りを上げて代役を務めることとなりました。MAくんも業界内の遊技機研究のアルバイトを7月から開始していて多忙の身ではあるものの、大好きなパチスロの実戦企画、遊技機知識が高いMAくんであれば任せられます。
講義の一環としてのグループワークですが、生活のための仕事と両立させつつ、良い結果に向けてクラス全員で取り組んでいます。

直前の様子

いよいよ、将軍田端店での収録日が近づいてきました。講義終了後には、演者3名でオープニングシーンのリハーサルを教室で行ったり、収録で使用するパネル等を印刷したりと、良い緊張感の中で楽しく準備を進めました。

次回は、企画の概要詳細を掲載したいと考えてます。その頃には、将軍田端店での収録も終えていると思いますので、収録の様子も少しご紹介できるかも知れません。

YouTube公開まで、お楽しみに!

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